Discovery of lattice soliton

以前の Blog「戸田格子発見の経緯」で予告した、戸田先生の論文の拙訳が online で読めるようになったので(https://doi.org/10.1088/1751-8121/aaa256)関心のあるかたは入手してほしい。

翻訳には結構苦労して完璧を期したつもりだったのだが、いくつかの箇所で「修正提案」を受けた。なかには恥ずかしい間違いもあって「私の英語力もまだまだ」ということを痛感した。

戸田先生は「周期系に対する現行理論には釈然としないものがある」と不満を述べ「コワレフスカヤの独楽と3体戸田格子の比較によって幾分理解できるようになった」と書かれている。戸田先生を満足させるには「多変数テータ関数論」に加えて「何か」をプラスする必要があると私も思う。

0コメント

  • 1000 / 1000