年末年始の恒例?

私の部屋はおよそ8畳の板間なのだが,本や書類が溢れていて足の踏場がなかったので,昨年末に部屋の模様替えと本や書類の処分を決心した。本をいったん部屋の外へ出し,本棚をより効率的な配置に変更し,再び本を(整理は後回しで)戻す,という作業に年明けの数週間を費やした。その後コピー書類や雑誌等を電子化して不要になった紙類を廃棄したのだが,本棚の整理どころではなく疲労困憊したのが今年初めのことだ。

結局本棚は物理&数学とそれ以外への分別はほぼ済んだものの,現状は物理本と数学本が混在した状態になっている:私の頭の中と同じなのかもしれない(笑)。この状況の弊害の一つは「求める本が容易に見つからない」ということだ。つい最近も,昔アマゾンで入手した本を確かめたくなり「思い立っては探す」をひと月ほど繰り返しやっと発見した。いっときは再購入しようかとも思ったが,この十年の間に価格が2倍の1万円越えなので,根気よく探す気力が続いたのだった。

そんな訳でこの年末は,延ばし伸ばしにしていた「本の分類整理」を決意した次第だ。しかし一口に整理といっても,自分にとっての重要度や,頭の中の整理すなわち今後の課題(いわゆる TODO)などを事前に固める必要がある。いくつか論文ネタもあるのだが,長時間使用に耐えない指とか,老眼の進行や健忘症のほか,人生の残り時間の問題もある。頭が丈夫なうちにケリを付けたい,そのための整理作業である。

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