実写版「ヒカルの碁」
週末に中国版「ヒカルの碁」を途中から最終の36話まで全3日掛けて観た。主人公の時光(シークァン)が少しバカっぽいのを除けば登場人物は概ね原作に忠実なキャラ設定であった。ストーリーもほぼ同じだが,お寺で囲碁修業するとか,緒方九段相当がネット碁を創始するとかは,原作と異なる挿話だ。藤原佐為は褚赢(チューイン)で名前が違うが,桑原本因坊や北斗杯は中国読みではあるが同じ名前で登場するのは微笑ましい。
ところで,アゲハマを相手の碁笥に放り込む場面にはビックリした。改めて「中国ルール」について調べ直したのだった。ついでに 2015 年の井山裕太 vs 陳耀燁の世界戦の記事も詳しく読んだ。日中どちらのルールかによって勝敗が異なってしまう半目勝負だったという(井山の負け)。コンピュータにとって中国ルールの方がプログラムしやすいとも書いてあったが,問題のセキを正しく処理&判定するプログラムを書くのは難しそうだ。
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