算術幾何平均の多変数化
前回の Essays 15 に書いた「算術幾何平均の一般化」については,大昔に勉強した「超幾何関数」に関する本を読み直すことに沈没して未だに浮き上がれないという,いつもの「悪い癖」が始まっているのは困ったことだ。類似の一般化をやった文献をいくつか見つけたが,微妙に異なるのが歯がゆいところではある。
ところで,そうこうしているうちに「別の拡張=多変数化」を思いついて少し計算してみた結果を Essays 16 としてアップしたので,興味ある方は読んでみてほしい。まだ着地点がどうなるのか不明な状況で,研究現場からの実況中継みたいな記事であるが,面白がってもらえれば嬉しい。
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