06Mar2024タゴール詩集から難産だった本の原稿が最近一つ完成した。まだ無事に出版されるかどうかは未定だ。序文に添えようかと思ったけれど(あまりにキザなので)断念した詩を紹介したい。大昔にこれを読んだときは「事物の仙境」(フェアリーランド)という言葉に痺れた。「私は毎日通いなれた道を…」(山室静訳『タゴール詩...
05Mar2024外国人の名前小林秀雄は A. Rimbaud を一貫してランボオと書き,他の訳者(堀口,宇佐美,中地など)のランボーと一線を画していたが,友人だった中原中也と共に少数派である。ところが,ネット上では「ランボー」と書くとスタローンの映画が出てきて「ランボオ」にしないと詩人に辿りつかず,逆転して...