毎年恒例ではあるが

仕事に行き詰まるとどういう訳か部屋の片付けがしたくなる。ということで数日前に書斎の本棚の配置換えを行なった。何しろ入り切らずに床に溢れているのを収めるために追加本棚1個分の場所を確保するためであった。全部で6個に波及する大規模移動を「中身を一旦全て出したのち本棚を移動して入れ直す」という,まるでゲーム「倉庫番」のような作業である。2日掛かりで一応完了したが身体中が筋肉痛で,歩いたり物を持ち上げる動作がすこぶる辛く,しばらく休養が必要だ。


結果はどうかというと「本と書類の山」がまだ部屋の外に残っている。家内から「書斎内は好き勝手にして良いが外に影響してはならぬ」という厳命があるので,大量に廃棄しない限り部屋内に収めるのは不可能であることが今更ながら判明した。捨ててもよい物を取って置く性分が根本原因ではあるが,現状は単なる書庫であってもはや書斎としての体裁を成していない。まあこの苦労が無駄ではなかったと言えるのは,本棚の後ろから探していた本が一つ出てきたことであろうか;代わりに別の本が行方不明になってしまっているけれど(笑)。


郷里の兄からは「余った本があれば送って来て良い」という有難い申し出もあるのだが,分野違いの理系の本など場所を塞ぐだけで何の役にも立たないだろう。「電子化したのち廃棄」という手段もあるが,そうやって作ったはずの文献が SSD 内から見つからないという現象が近頃頻発している。私のPDF命名法が悪いせいもあるが,最近の検索ツールは優秀すぎて「書類内の文字列」も検索するので,候補が大量に出て来て却ってジャスミートしないのである。

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